Laravel学習帳

Laravel5.2の学習帳です。開発環境はXAMPP for Windows 5.6.19 / 本番環境はさくらサーバー(スタンダード)

基礎知識

スコープ機能について

Laravelで開発して、よく頻出するのがデータベースの操作。

特にクエリービルダーを使ったWhere句はよく使います。

このWere句ですが、よく利用するWhere句の条件式をモデルに定義(スコープ機能)して使いまわすことができます。

今回はLaravelにおけるクエリービルダーのスコープ機能についてエントリーいたします。

 

チュートリアル

以前、作成した「複数キーワード+ページャー機能」のチュートリアルで作成したテーブル構成を利用します。

複数キーワード検索 + ページャー機能 イントロ

 

シナリオ

従業員リストの

・住所が関西
・部署が開発部

この2点の条件式をスコープとして定義してみます。

 

通常のクエリービルダー

Controller

public function scopeDemo()
{
  // 検索QUERY
  $query = Employee::query();

  //結合
  $query->join('depts', function ($query) {
  $query->on('employees.dept_id', '=', 'depts.id');
  });

  //条件式
  $query->where('dept_id','4');
  $query->where(function($q){
  $q->Where('address','like','%'.'大阪府'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'京都府'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'兵庫県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'滋賀県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'奈良県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'和歌山県'.'%');
  });

  // ページネーション
  $employees = $query->paginate(10);

  return view('employee.scope_demo')->with('employees',$employees);
}

これでOKです。

 

スコープを使う

関西エリアと開発部の条件式をスコープとして定義します。

スコープはモデルに記述します。

この場合、EloquentでEmployeeのモデルを利用しているのでEmployeeモデルに記述します。

モデル

  //住所のスコープ(関西をセレクト)
  public function scopeFindKansai($query)
  {
  return $query->where(function($q){
  $q->Where('address','like','%'.'大阪府'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'京都府'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'兵庫県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'滋賀県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'奈良県'.'%')
  ->orWhere('address','like','%'.'和歌山県'.'%');
  });
  }

  //部署のスコープ(開発部をセレクト)
  public function scopeFindDevelop($query)
  {
  return $query->where('dept_id','4');
  }
【 point 】メソッド名のつけ方に注目!

 
コントローラ

上記で定義したスコープをコントローラで利用します。

コントローラは先ほどのソースより「条件式」の箇所だけ以下のように書き替えます。

$query = Employee::FindDevelop()->FindKansai()->get();

コントローラは大分すっきりしました。

可読性はあがりますね。

なお、"FindKansai()" と "FindDevelop()" は再利用できます。

一応、ルーティングとビューも載せておきます。

 
ビュー(子)

@extends('layouts.master_employee')
@section('title', '従業員リスト')

@section('table')
  <table class="table table-striped">
  <tr>
  <th>部署</th>
  <th>従業員名</th>
  <th>住所</th>
  <th>メールアドレス</th>
  <th>年齢</th>
  <th>電話番号</th>
  </tr>
  <!-- loop -->
  @foreach($employees as $employee)
  <tr>
  <td>{{$employee->dept_name}}</td>
  <td>{{$employee->name}}</td>
  <td>{{$employee->address}}</td>
  <td>{{$employee->email}}</td>
  <td>{{$employee->old}}</td>
  <td>{{$employee->tel}}</td>
  </tr>
  @endforeach
</table>

  <!-- pager -->
  <div class="paginate text-center">
  {!! $employees->render() !!}
  </div>

@endsection

親となる継承先のテンプレートは以前やったチュートリアルと同じものを使います。

STEP3.複数検索ページ作成

 
ルーティング

# スコープテスト
Route::get('employee/scope_demo','EmployeeController@scopeDemo');

 

ブラウザ確認

上のように表示されていればOKです。

一応、SQLも確認してみます。

 

SQL確認

あまり綺麗なやり方ではないですが。。とりあえず簡易的なやり方です。

コントローラのページャーの箇所を以下に修正します。

  // ページネーション
  //$employees = $query->paginate(10);
  $query->paginate(10);
  $employees =$query->toSql();
  dd($employees);
【 解説 】
dd()・・・die() + var_dump()
dd()は与えられた変数をダンプして、スクリプトを止める働きをします。

プレースホルダが "?" のままですが、SQLの内容はこれで確認できます。

スコープ機能については以上です。

 

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