2021/12/09
最初はWebプログラマーとして働いても、経験を積んでいくと、いずれ会社から管理者寄りの職種を任されたりします。(※経験談)
いわゆる、Webディレクターが行うような仕事ですね。
そんな訳で、現在のポジションがWebプログラマーだとしても、将来を見据えてWebディレクターのスキルも知っておいて損はありません。
そのWebディレクターが数ある資料作りで重要なのが 「ディレクトリーマップ」 です。
クライアントにとっては全体像を把握することができますし、カスタマイズすれば見積書を作成することもできます。
制作スタッフにとってはSEOに必要なメタ情報がわかります。
また、Webディレクターにとっては進行管理するためのドキュメントとなります。
今回は『ディレクトリーマップ』についてエントリーします。
サンプルのディレクトリマップをスプレッドシートで作成しました。これを【 クライアント 】と【 制作スタッフ 】に共有して進行管理すると、スムーズにプロジェクトを進めることができると思います。
→ ディレクトリマップサンプル
※ [ ファイル ] メニューの [ コピーを作成 ] をクリックしてご自身のスプレッドシートにコピーしてお使いください。
ディレクトリマップについて
INDEX
1)ディレクトリマップの役割
ディレクトリマップとは、Webサイトを構成するすべてのWebページの情報をまとめて、一覧にしたものです。
全ページをリスト化するので、これから制作するサイトの可視化に繋がります。
クライアントにしてみればWebサイトの規模感を把握することができます。
そのため、見積作成にも大いに役立ちます。
制作側に対しても以下のメリットがあげられます。
- Webサイトの構成を精査できる
- Webサイトを制作する上で制作スタッフにとって必要な情報が網羅されている
- Webサイト制作の進捗を管理するシートになる
ディレクトリマップはWebサイトの「新規制作」と「リニューアル時」に作成・活用されますが、以下のようなタイミングでも必要になってきます。
- Webサイト運用(コンテンツの把握やページの更新・統廃合など)
- 競合サイトのWebサイト分析
- SEO対策の企画
2)ディレクトリマップでよく使われる項目
ディレクトリマップの項目については以下の項目が一般的です。
- ページID
- ページの名称
- ページの階層
- ファイル名
- WF(ワイヤーフレーム)管理ナンバー
上記以外にも、例えばリニューアル作業であれば「現行本番URL」と「リニューアル後URL」の項目を追加すると便利ですね。
また、制作日数の項目をつけると、そのまま見積書として作ることもできます。
3)ディレクトリマップとサイトマップの違い
よく、ごっちゃになるのが「ディレクトリマップ」と「サイトマップ」の違いです。
似ているようで、実は用途が全然違います。
サイトマップ・・・Webサイトのコンテンツの繋がりを広い視野で全体を把握して、視覚的にみる。
4)無料テンプレート
現役の PG 兼 Webディレクターの自分がスプレッドシートで作成したディレクトリマップを共有します。
よかったら参考にどうぞ。
クライアントに提出するときや、社内の制作用に利用するときなど、状況に応じて不必要な項目があれば各自、調整して使っていただければと思います。
以上です。
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