2018/10/12
Laravel に限らずWEBのシステムを開発していると、様々な問題が発生します。
問題が発生して、その対応に遅れると納期にも影響をしていきます。
これを防ぐためにプロジェクトマネージャーは発生した問題を十分に把握(管理)する必要があります。
今回は問題と対応状況をプロジェクトメンバーと共有するための「進捗管理表」についてエントリーいたします。
進捗管理表の項目
表の主な項目としては、以下のようなものを並べます。
1)管理番号
2)依頼日時
3)優先度 ※プルダウンメニュー(高、中、低)
4)内容
5)対応策
6)ステータス ※プルダウンメニュー(未対応、対応中、保留、確認中、完了)
7)担当者Check ※プルダウンメニュー(完了、未確認、確認中)
複数の人で作業をする場合は「担当者」もつけるといいです。
1)管理番号
一覧表に登録した問題を識別するために割り振る番号です。
Gitのコメントや複雑な内容の場合は新たにシートを追加して詳細を記述します。
2)依頼日時、3)優先度、4)内容
問題の事象について記述します。
※事象・・・実験や観測など(試行)によって起こる結果のこと。
5)備考
主に対応策について記入するための項目です。
6)ステータス
作業者(エンジニア)のステータスを記述します。
7)担当者Check
担当者(プロジェクトマネージャー、ディレクター)の確認状況を記述します。
プロジェクトによってはもっと複雑な表を利用するケースもあります。
ただ、これだけの項目があれば基本的な管理は十分可能です。
進捗管理表で利用するアプリ
僕が管理表を作成するのに利用しているアプリはGoogleドキュメントです。
クラウドなのでチームメンバーと簡単に共有することができます。
Googleドキュメントについて
まずGoogleドキュメントについて説明します。
Googleドキュメントとはネット上で操作できるオフィスソフトのことです。
・ドキュメント(文章作成アプリ。OfficeでいうWordです。)
・スプレッドシート(表計算アプリ。OfficeでいうExcelです。)
・スライド(プレゼンアプリ。OfficeでいうPowerPointです。)
・図形編集
この4つの機能があり総称してGoogleドキュメントと言います。
Googleドキュメントで作成したデータはGoogleのサーバ(Googleドライブ)に保存されます。
以前はGoogleドキュメントとGoogleドライブは同じサービスでした。
しかし現在は
Googleドキュメント・・・オフィスソフト
として分離されています。
これらの機能は全て無料です。
googleドライブの容量は 無料で10GBあります。
Googleのアカウントさえ作成すれば利用できます。
個人的にはマイクロソフトのOffice(Word、Excel)よりもGoogleドキュメント(ドキュメント、スプレッドシート)を利用することが多いです。
OfficeよりもGoogleドキュメントで作成したほうがいい理由は以下になります。
・インストールされていなくても見られる
・どのパソコン(スマホ)から見ても同じデータが見られる
Officeみたいにソフトウェアを持たなくても、ネットさえ繋がっていれば利用できる(クラウド・コンピューティング)点は大変気に入ってます。
また、進捗管理表は複数の人(ディレクター・コーダー・デザイナー・プログラマー)が触るので、共同作業がしやすい点は大きいです。
マイクロソフトのデータに変換してダウンロードすることも、その逆も可能です。
進捗管理表を公開します
実際にGoogleドキュメントのスプレッドシートで進捗管理表を作成しました。
現在、テンプレート登録ができないみたいです。
なので、閲覧権限のみで公開します。
上記のテンプレートを利用される方はコピーして使ってください。
1)一番下にある「進捗管理表」のタブを右クリック
2)「別のワークブックにコピー」
3)「ワークシートのコピー先のスプレッドシートを選択」
でこれで自分のスプレッドシートにコピーされます。
進捗管理表については以上です。
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