2021/04/08
Laravelのヘルパー関数についてまとめました。
個人的によく使うヘルパーを載せています。
INDEX
asset()について
画像やCSS、JavaScriptといったリソースデータの読み込みをする際に使います。
# 外部ファイルの読み込み
<link href="{{ asset('/assets/css/app.css') }}" rel="stylesheet">
<script src="{{ asset('/assets/js/main.js') }}"></script>
# 画像の読み込み
# HTTPSでアクセスしたら、自動的にSSLで読み込む
<img src="{{ asset('/assets/images/user.png') }}">
# 画像の読み込み(※HTTPSを使って)
<img src="{{ secure_asset('/assets/images/user.png') }}">
個人的にはアセット(画像・CSS・JS)の置き場所は
画像 → public -> assets -> images
CSS → public -> assets -> css
JS → public -> assets -> js
に置くとわかりやすいです。
url()について
リンクをつけるときのURLの付け方です。
<a href="{{ url('/home') }}">HOME</a>
<form method="post" action="{{ url('/users') }}">
<!-- SSL -->
<a href="{{ secure_url('/home') }}">HOME</a>
<form method="post" action="{{ secure_url('/users') }}">
パラメータをつける場合は第二引数に値をいれます。
<form method="post" action="{{ url('/user',$profile->id) }}">
old()について
old 関数はセッションにフラッシュデーターとして保存されている直前の入力値を取得します。
例えば、フォームでバリデーションエラーになった場合、入力したデータを残すときに使います。
<input type="text" name="name" value="{{ old('name') }}" id="name" class="form-control" placeholder="名前を文字を入力してください" autofocus>
編集画面のときは第二引数にデータベースで取得したデータを表示します。
<input type="text" name="name" value="{{ old('name', $data->name) }}" id="name" class="form-control" placeholder="名前を文字を入力してください" autofocus>
e()について
HTMLエンティティ―(※ブラウザがHTMLとして処理せずにそのまま出力させるための代替コード)の実行
echo e('<strong>laravel</strong>');
//出力結果 ⇒ <strong>laravel</strong>
フォームタグの生成
HTMLのフォームタグをPHPで生成することができます。
Laravel Collective(Formファサード まとめ)
form タグを生成
<!--開始-->
{!! Form::open() !!}
<!--終了-->
{!! Form::close() !!}
ラベルタグを生成
{!! Form::label('title', 'Title:') !!}
テキストフィールドタグを生成
{!! Form::text('title', null, ['class' => 'form-control']) !!}
送信ボタンを生成
{!! Form::submit('送 信', ['class' => 'btn btn-primary form-control']) !!}
{!! Form::button('送 信', ['class' => 'btn btn-primary','type' => 'submit',]) !!}
public_path()について
publicディレクトリへのパスを取得します。
if (file_exists(public_path() . $fnamebase . "gif")) {
return $fnamebase . "gif";
}
Laravel5.2 におけるヘルパーは以上です。
PHPフレームワーク Laravel入門 第2版
僕がはじめてLaravelを学習するために参考にしたサイトは、掌田津耶乃(しょうだつやの)さんの libro というサイトです。当時(2016年)、Laravel学習サイトの中でもこのサイトは群を抜いてわかりやすく説明されていたので、とても勉強になったのを覚えています。この本は掌田津耶乃さんが書いた本なので、わかりやすく解説されているだろうと kindle で購入しました。2020年8月の時点でいうと日本国内にて唯一の Laravel の良書と言っても良いかと思います。口コミでもLaravel本のロングセラー定番解説書として認知されています。当サイトではチュートリアル形式でLaravelを解説しているので、初心者の方はこの本とセットで学習されるといいと思います。しかし、かなりわかりやすく解説されているとはいえ、PHP中級者以上のスキルは必要です。PHP自体の知識が乏しい方は 独習PHP 第3版 をあわせて購入することをお勧めします。
仕事で Laravel を使っています。気づいたことや新しい発見など情報を発信していきます。問い合わせはこちら。