Node.js / NPM のインストールについて(Ubuntu)

Laravel での開発を行うためにはどうしても composernode などのツール類が必要になってきます。

しかし、Laradock を使っていると、これらの必要なツールをコンテナイメージ(workspace)が用意してくれます。


# workspaceコンテナにログイン
$ docker-compose exec workspace bash

# Node.js が入っているか確認
root@***:/var/www# node-v

# NPM が入っているか確認
root@***:/var/www# npm-v

 

実演


 

Laradock についてよくわからない方は以下のページをご参照ください。

Laradockを使っていない場合はLinuxコマンドで Node.js と NPM をインストールすることになります。

今回はLinuxコマンドで Node.js と NPM をインストールしてみます。

なお、インストール方法は RedHat系 と Debian系 では違うのですが、AWSでよく使われているUbuntu(Debian系)を想定してインストールします。

 

手順

大まかな手順は最初に「apt-get」コマンドで Node.js と NPM をインストールします。

そのあと、n パッケージを使って最新(安定板)の Node.js と NPM をインストールします。

「apt-get」コマンドだと Node.js や NPM のバージョンが古かったりします。
そのため、一旦「apt-get」コマンドで NPM をインストールをして n パッケージをインストールします。
そのあと、n パッケージ経由で Node.js と NPM の最新(安定版)にアップデートする流れになります。

 

前提知識

 

Node.js と NPM をインストール(apt-getコマンド)

Ubuntu を代表とする Debian系 でのインストールは apt-getコマンドを使います。

RedHat系(Amazon Linux、CentOS)でのインストールはyumコマンドを使います。


# パッケージマネージャを更新
$ apt-get update

# Node.jsをインストール
$ apt-get install node.js

# NPMをインストール
$ apt-get install npm

環境によっては「sudo」コマンド(管理者権限)が必要になります。

 

Node.js 安定板のインストール(n パッケージ)


# キャッシュをクリア
$ npm cache clean

# n パッケージを-g(グローバル)でインストール
$ npm install n -g

# n パッケージを使って Node.js と NPM(安定版)をインストール
$ n stable

# 最新版をインストールしたい場合は「latest」
$ n latest

# シンボリックリンク(デフォルトに設定)
$ ln -sf /usr/local/bin/node /usr/bin/node
$ ln -sf /usr/local/bin/npm /usr/bin/npm

 

古い Node.js と NPM を削除


# 最初に入れた古い Node.js と NPM は削除
$ sudo apt-get purge -y nodejs npm

# 再ログイン(ログアウトしてログインしてもよい)
$ exec $SHELL -l

 

バージョン確認


$ node -v
$ npm -v

 
以上です。

本庄マサノリ

仕事で Laravel を使っています。気づいたことや新しい発見など情報を発信していきます。問い合わせはこちら

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